安否確認の業務を従来よりも正確かつ短時間で実現
施設の概要
住宅型有料老人ホーム 定員170名
抱えていた課題
●人の目で安否確認を行っていたが、抜けや漏れのチェックを含めて膨大な人的コスト、時間的コストがかかっていた
【従来のやり方】
1日掛けて確認 6:00〜13:00までの間に全員把握
目視→リストで消し込み 昼までに見てない方に内線電話
導入の経緯
●大規模改修で全館Wi-Fiを導入
●見守りセンサーの類が使えるのではないか IT化による業務効率化
●Wi-Fi導入業者へ相談し紹介を受けた
導入効果
●6時間かけてやっていた業務が10分程度で完了する
【システムを活用した新しいやり方】
システム画面を確認(見落とし、忘れ、も発生し得ない)
確認担当者を決めている(ローテーション)
最終確認者が別にいる(フロント担当)
10:00に画面確認担当者から「完了」のお知らせがないときは、最終確認者が「どうなってますか?」と確認をする
●画面を随時確認して、お客様の状態を把握する習慣が付き、効率的なケアの実現・維持に繋がった
●夏場は、熱中症アラートが出ていると見に行くルールに(要見守り者30名程度 → 水分補給、空調管理を促すことで健康管理・自立支援に繋げている
波及効果
●特に指導はしていないのに、自然とヘルパーさんが個別画面を見るようになった(夜間、動いてないかとか 昼夜逆転の兆し ヒントがないか など)
●今まで安否確認のみに使っていた時間を他のことに使える
→業務効率化と質の向上は両立できる