敬老園サンテール千葉
施設の概要
介護付き有料老人ホーム 定員129名
抱えていた課題
●自立者向けの居室に入居されている要介護のお客様に対し、プライバシーに配慮した見守りを提供したかった
●特に要介護状態へ移行する時期は他者の介入に抵抗意識を持ちやすく、適切な介護に繋げるためには対象者の尊厳やプライバシーを守ることが求められていた
導入の経緯
<3ヶ月のお試しプランで導入を開始:本格導入に至った経緯>
●まずは重度要介護者を対象に見守りセンサーの導入を開始し、看取りの際に離床センサーや心拍・徐脈アラートが見守りに活用できることを確認した
●退院後のお客様に対する遠隔による見守りでも効果が実感できた
●ナースコールの音声もクリアで既存のスピーカーよりもお客様とスタッフ双方の声が聞こえやすかった
導入効果
●ケアフロアの事務室や見守り室等に、センサー情報やナースコールを確認するためのモニターを設置したところ、ナースコールへの反応が俊敏になった
●ナースコールやセンサーのアラートをスマホやタブレットで受けられるため、他の方の介助中でも確認ができるほか、複数人への声掛け対応が可能となった
●多様なアラート設定で、個別かつ部分的な状態観察が可能となり、お客様のプライバシーを守りながら健康状態を把握することができるようになった
波及効果
●サンテール独自の生活リズムセンサーなどではカバーしきれない部分をラシクがカバーしてくれるので、介護スタッフの安心に繋がっている
●長く居室で安全安心に暮らしていただけるよう生活支援をする上で、センサーの力を借りることは有用であると感じる
●センサーの活用により、要介護状態への移行の時期に、自分でできる期間を延長させ、できなくなった時期に適切に寄り添う円満な介護に繋げることができた